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| ■カナダのパルス(豆)産業 |
パルスとはの乾燥豆類のことで、食品や飼料として使用されます。パルスにはエンドウ豆、ビーン、レンズ豆、ヒヨコ豆があります。パルスには蛋白質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれている一方で脂肪が少なく、繊維質を多く含みます。豆類はそもそもは中東、中央および南アメリカで栽培が始められましたが、栄養価が高く、味も良いことから世界中で使用されるようになりました。そして最近は先進国と開発途上国の双方で豆類への関心が高まっています。
カナダは農産物の世界最大の生産国かつ輸出国であり、豆類も他国より競争上優位にあります。カナダの気候が豆類に適しており、土地価格も高くない上、最新の農業技術を使用して穀類と交互に大規模な豆類の生産を行うため、比較的低コストで高い品質の豆類生産が可能だからです。カナダは世界のほとんどの国よりも、穀類に対する豆の生産量が高い国です。カナダの涼しい気候が害虫や病害から豆類を守るほか、輸送システムがよく整備されており、生産地域から港への豆類の輸送が容易です。
カナダでの豆類の作付け面積は1980年から2001年の間に3,500%増え、2000年の生産量は440万トンでした。今後も5年間は同程度の伸びが見込まれています。その原動力の中心は国際的な需要で、豆類の生産量の70%以上は輸出されています。カナダの豆は世界で広く受け入れられており、ここ4年間のカナダの輸出先国は140ヶ国にのぼります。カナダは現在ではレンズ豆、エンドウ豆、ヒヨコ豆の世界最大の輸出国であり、豆類全体では、世界第5位の輸出国です。
豆類への需要が劇的に高まったのは、以下の理由からです。
カナダは豆類生産の研究開発でリーダーシップを取ってきました。たゆまぬ研究と厳正な収穫管理によりカナダでは高品質の豆類が生産されています。カナダからの輸入者は、カナダの豆類産業が各国消費者の嗜好に合うような新しい各種豆類の開発に熱心であることを知っています。
豆類には国際基準はありませんが、カナダは世界の豆類生産の用語制定、外交手順の決定、基準の評価のリーダーとなっています。カナダ国内ではカナダ穀物委員会が豆類の品質基準を制定しています。同委員会のプログラムに基づき、定められた品質、安全性、数量に基準に適合する豆類が常に出荷されるようになりました。2001年、同委員会は携帯型コンピュータ画像分析装置を使用したレンズ豆の等級鑑定の効率化の研究を開始しました。
カナダは豆類生産者がその市場指向とグローバルな競争力を保持しながら需要のニーズにさらに適合できるような政策を追求しています。たとえば食品安全性、革新、環境への責任を統合する政策などです。
カナディアン・パルスの ホームページ もぜひご参照下さい。

2009-12-08 更新
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