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| ■カナダと世界 |
| 国際世論 |
1977年に「アンガス・リード・グループ」の監督の下、専門調査会社のチームがカナダを含む20カ国に居住する5,700人の成人を対象に世論調査を行った。24の異なる言語で実施されたこの世論調査は、世界中の人々のカナダに対する意識の実体と、カナダ人自身の見解を提示するものであった。この国際世論の「断片」を表す調査は、カナダが非常に高い評価を受けていることを示している。この世論調査において最も顕著だった点には以下のようなものがある。
| カナダが上位10位内に |
20カ国の回答者は、自分の国の次に住みたい国々を選択するように求められた。20カ国の全ての国で大多数が、住みたい国の上位10位内にカナダを挙げた。カナダが政治、文化および貿易面で非常に密接な関係を持つフランス、米国、および英国の人々は、特にカナダの生活の豊かさに深い関心を寄せている。事実、米国とフランスでは、自国の次に最も住みたい国としてカナダが第1位に選ばれた。
これらの結果は、国の全般的な生活の質を考慮すると、カナダは世界中で最も生活しやすい国である、としている1995年から2000年までの国連人間開発報告書の調査結果を反映している。
カナダ国民も、カナダという国とその生活の質への満足感を表している。圧倒的な数のカナダ人(回答者10人のうち9人)が最適な居住地として上位3位までにカナダを挙げている。カナダ国民が享受している個人の自由度、医療、環境、そして平和な社会は、カナダの生活の質における重要な要素であると考えられている。
| カナダ:国際世論が好む点、好まない点 |
カナダはその自然の美しさで最もよく海外に知られている。他の国々の多くの人々にとって、カナダは広々とした空間、山々、森林、そして湖の国である。また、環境保護に責任を持つ国として好意的に見られている。
全ての国において回答者の大部分が、カナダ人は正直で友好的、礼儀正しく、教養があり、興味深く、また健康的だと考えている。
カナダは、偏見のない寛容な社会を持つ現代的で進歩的な国家で、全国民がそれぞれの方法で成長し、発展する機会がある国、そして国際社会における責任を果たす国として世界中に知られている。
国際世論がカナダについて好まない点に関して、まず最初に注目すべきことは、調査を行った国々の半数において、大多数の回答者はカナダについて欠点をひとつも思いつかなかったという点である。しかしながら、いくらか気がかりな点として際立って意見が集中したのは気候である。フランス人、英国人、オーストラリア人、ならびにチリ人は、いずれも気がかりな点としてカナダの気候を挙げた。
| 多様性の尊重 |
カナダ人は、カナダの文化的多様性を誇りに思い、また高く評価している。世界中でカナダは、異文化の貢献と個性を尊重する国と見なされている。事実、全ての人を思いやる姿勢に対してカナダが受けている高い評価は、カナダの国際的な評判における重要な部分と考えられている。
| 他への思いやりと援助 |
カナダは自国民に対する思いやりと同時に、援助の必要がある国々に対する支援方法についても高い評価を得ている。
回答者の多く、とりわけカナダ人は、カナダの医療制度は世界で最も優れたものに数えられると考えている。また、カナダの社会福祉プログラムの充実したネットワークに対しても賞賛が集まっている。
調査を行った20カ国のうち15カ国で、その過半数がカナダは国際的な平和維持活動において「大きな役割」を担っていることに同意している。これについてカナダは、米国の回答者と同様、アメリカ大陸の隣国である中南米の国々からも非常に高い評価を得ている。
より貧しい国々に対する惜しみない援助に対してカナダは揺るぎない評判を得ている。大部分のカナダ人は、開発途上国に対する支援や援助において、カナダは他の裕福な国々よりも進んでいると考えている。カナダ以外の19カ国のうち半分以上の国で、カナダは他の先進国よりも寛大である、という見解が過半数によって支持された。
2009-12-08 更新
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