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| ■通信技術・情報技術 |
| 通信技術 |
カナダにおける電話普及率は世界一で、全世帯の99%が電話を持ち、90%以上はすでにデジタル化されています。また、カナダ人の92%がケーブル放送網を通じて多彩なチャンネルを楽しんでいます。
カナダのインターネット接続コストは世界で最も低く、人口比のインターネット利用率ではアメリカと肩を並べ、人口比のインターネットホスト数ではアメリカに次いで世界第2位 、さらにインターネットバンキングの利用では世界をリードしています。
各種商業サービスだけでなく、明日の高速マルチメディアサービスを開発しテストするのに必要な帯域幅は、カナダの東西を結ぶ光ファイバーネットワークが提供しています。高容量データコネクティビティへのニーズが急増し、サービスキャリアの統合化傾向が強まっていることが、カナダの多くの企業に、音声やデータによるさまざまなサービスの提供を可能にする広帯域技術への投資と開発活動を促したのです。
カナダの通信企業はアメリカ、イギリス、ブラジル、中国、タイ、フィリピンなどの各国でも、カナダ人が当然と考えている効率の高い通信ネットワークの導入に貢献しています。
カナダの通信分野は数多くの「ナンバーワン」を生み出しています。
カナダの市内電話と長距離電話のネットワークは、今後10年間でインタラクティブな双方向広帯域容量への改良整備が進められ、その時点でカナダの企業や家庭の85%が情報ハイウェイのマルチメディア路線と技術にアクセスできるようになります。カナダの目標は世界最高品質で最低コストのネットワークを構築することです。
1997年、カナダは、アメリカ、中国、イギリスを中心に、世界で総額107億カナダドルの通信機器を販売しました。カナダの企業は、交換機、広帯域、マルチメディア製品およびサービス、光ファイバーケーブル敷設、遠隔地通信、海底ケーブルシステム、衛星通信ネットワーク、コンピューター電話技術統合、移動およびセルラー電話などを含む通信分野を専門としています。実際、最前線にカナダの企業が見られないICT分野はほとんどないといってよいでしょう。
戦略提携と技術移転を積極的にすすめる姿勢は、良きパートナーに欠かせないものです。カナダ通信経営研究所の教育プログラムを通じて各国の代表がカナダを訪れた結果、多くの共同貿易や投資の機会が実現しました。世界の国々はいっそう開かれた経済体制へと向かい、海外からの健全な市場競争や国内でのジョイントべンチヤーを歓迎しています。
カナダも市場競争と国外からの投資を促進しています。通信分野の監督機関であるカナダラジオテレビ通信委員会(CRTC)は、ケーブル放送会社、回線リセラー、無線通信プロバイダなどを含めたすべての企業に市内電話と国際長距離電話への参人を認め、事実上、日由競争への道を開きました。その結果、通信企業もホームバンキングやホームショッピング、遠距離教育、遠隔医療などの新しい情報およびマルチメディアサービスを行えるようになりました。
| 情報技術 |
カナダから輸出される情報技術製品にはコンピューター・ソフトウェア/ハードウェア、コンピューター周辺機器、家庭エレクトロニクス製品、などがあり、いずれも順調に拡大しています。カナダの企業が高い実績を上げ、成長力を実証するに従って、海外の投資家や企業はカナダでの事業提携に大いに関心を持つようになりました。
情報技術では、カナダは伝統的にソフトウェアとマルチメディア製品、そしてジオマティックス関連製品、サービスを得意分野とし、これは今でも変わりません。カナダのソフトウェア製品企業上位100社の売上高は1998年に総額34億カナダドルを突破(1997年度比35%増)し、そのうち85%は輸出によるものでした。同じように、サービス企業上位50社の売上高も105%の伸びを記録し、1998年には35億カナダドルを記録しました。これら企業の多くは流通力の向上や新製品開発促進のためにすでに外国のパートナーと戦略提携を結んでいます。
カナダは、コンピューター・グラフィックス、インターネットツール、電子文書管理、地理情報システム、システム開発および情報技術管理のような専門的な市場で、リーダーとしての地位を確立しています。
連邦、州、準州の各政府の協同事業として始められたスクールネット(SchooNet)プログラムは、全国ほぼすべての教室、図書館、そしてコミュニティをインターネットで統合し、今日の情報集約型、知識集約型の経済において、全てのカナダ人が平等にその要求を満たせる技能を身につけられるようにしようというものです。
ニューメディア、あるいはマルチメディアの分野では、カナダの企業は質の高い教育訓練用ソフトウェアを開発し、またアニメーション、立体シミュレーションと写真アプリケーションのような特殊な分野でも優れた実績を上げています。事実、カナダで開発されたコンピューター・グラフィックス・ソフトウェアは、『アポロ13』、『タイタニック』、『ゴジラ』など、ハリウッド映画のおよそ60%に使われているのです。
カナダのソフトウェアおよびニューメディア産業にとって、アメリカは今でも最大の外国市場です。しかし、カナダの企業はイギリス、ブラジル、ぺルー、ノルウェー、シンガポールなどの諸国とも速いペースで国際提携を広げつつあります。
ジオマティックスはカナダが世界のリーダーとして認められている分野で、地理学的な参考情報を取得、保管、分析、配布そして管理する技術です。この技術は、天然資源、気象、徴税など、実に広い分野での情報管理に利用できます。カナダの産業と政府は提携によっていくつかの国際的なジオマティックプロジェクトの契約を獲得しました。
また、カナダでは、暗号化、プライバシー、ディジタル署名に関する法律(1998年秋に法案提出)に関する政策的枠組み、現在産業と消費者団体代表が立案作業を進めている消費者保護のための枠組み、そして税の中立性、さらに知的財産権に関する包括的な見直しにより、電子商取引の分野でも競争力を高めています。
2009-12-09 更新
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